衛星企画 Satellite Project
にぎやか茶話会
それぞれが自分の言葉で語り、それぞれの耳で考える究極のシンポジウム。
音楽の中で。パフォーマンスの前で。演劇的時間の中で。
発想の泉 語る木陰 眺める雲の
人類が今こそ気づくべきことは何だろう。 お祭りとは何だろう。
これからの新しい人々の営みのあり方や、 そこから発展し、または脱線した話題のあれこれ。
演劇人、音楽家、人形師や中部アフリカの人類学者。
松本でお店を営んでいる主(あるじ)。
今回もまた、モノを考え、作り続け、提供し続けている人らの語りかけと、それを聞いて感じたこと、
発想したことを、みんなで語り合いましょう。
それぞれの想いに互いが耳を傾け、 響きあい、揺れるその時、
語らいは偶発の演劇のような、にぎやかな茶話会に。
串田和美
【台詞のない人形劇】
人形師 長井望美、バイオリン 関島種彦
【ベルトルト・ブレヒト『マリーAの思い出』】
歌 こぐれみわぞう、クラリネット 大熊ワタル
【ウチダゴウ『鬼は逃げる』】
詩の朗読 串田和美
- 出演
串田和美 菊地徹(栞日店主) 分藤大翼(信州大学准教授、人類学)
ジンタらムータ(みわぞう、大熊ワタル、関島種彦) 長井望美(人形師)- チケット(税込)
【全席自由】一般¥2,000円 U25無料(事前予約必要)
- チケット発売日
9月11日(土)
- 主催
信毎メディアガーデン
本公演のチケットは「信毎メディアガーデン1Fまちなか情報局」、「信毎メディアガーデンWebショップ」よりご購入頂けます。
直接ご来訪頂くのが難しい方はWebチケットショップをご利用下さい。
①信毎メディアガーデン1Fまちなか情報局(9時~19時)
②信毎メディアガーデンWebショップ
詳細やチケットのご購入は以下の「信毎メディアガーデン:イベント情報」ページの「プレイガイド」項目をご参照ください。
信毎メディアガーデン串田企画第14弾! 「にぎやか茶話会」参加者募集
信毎メディアガーデンまちかど情報室で開演時まで販売致します。
※現金のみでのお取り扱いとなります。
◆串田和美(くしだ かずよし)◆
俳優、演出家、舞台美術家。
1966年劇団「自由劇場」を結成。1985年Bunkamuraシアターコクーン初代芸術監督に就任。
コクーン歌舞伎やレパートリー作品、平成中村座など国内外で多数公演。
2003年まつもと市民芸術館芸術監督に就任。『空中キャバレー』や信州まつもと大歌舞伎、
劇団・T Cアルプ主宰など、街場に拡がる独自の事業を展開し続けている。
信毎メディアガーデンの企画プロデューサーとしても多種多様な「串田企画」を開催。
2020年6月には、多くの劇場が閉館する中で『月夜のファウスト』をあがたの森公園で独り芝居として演じた。
◆分藤 大翼(ぶんどう だいすけ)◆
1972年大阪生まれ。人類学者、信州大学准教授。
1996年より中部アフリカの熱帯雨林に暮らす狩猟採集民を対象として、歌や踊り、
精霊儀礼に関する調査研究、ならびに記録映画の制作をおこなっている。
人と自然との関わりをテーマに、2016年から福島県昭和村において、「からむし」という植物から繊維を
とって布を織るという営みを対象に、記録映画『からむしのこえ』を制作している。
公式サイト:https://karamushinokoe.info/
◆長井望美(ながい のぞみ)◆
人形遣い、人形美術家、人形劇作演出家。 人形劇団ネンネンネムネム!ねむり鳥主宰。
こども部屋の人形遊びから出発し、現在でも「人間の生命を映す友人、人形」と旅を続ける。
金沢市立美術工芸大学工芸科卒。上京し伝統・現代人形劇団で修行。
舞台美術家堀尾幸男氏の工房で美術助手勤務。黒谷都氏、渡辺数憲氏に師事、等身大胴串人形遣いと人形制作を学ぶ。
2017年独立。音楽家、道化師など他ジャンルアーティストとの共同創作や海外フェスティバルでの上演活動などを展開、
「今日の芸術表現としての人形劇」を追求したい。
◆こぐれみわぞう◆
チンドン太鼓、ヴォーカルなど
幼少より箏曲を始め11歳で師範名取。 1997年ソウル・フラワー・モノノケ・サミットでチンドン太鼓開始。
シカラムータ、ジンタらムータ等で華麗かつハイブリッドな新世代チンドンの旗手として活躍。
近年はイディッシュ歌謡、ブレヒトソングなど歌手としても活動。
◆大熊ワタル◆
クラリネット他
80年代、前衛ロックバンドでシンセサイザー等。その後チンドン屋に入門しクラリネット修行。
90年代、クラリネット奏者としてシカラムータ始動。 並行してユダヤ、ロマなど非西欧の民衆音楽探求。
近年はチンドンユニット・ジンタらムータ等で海外公演多数。 「空中キャバレー」バンドでも活躍。
◆関島種彦(せきじま たねひこ)◆
バイオリン
幼少期にクラシック音楽を学び、その後独学で演奏技術を研鑽。
これまで様々な音楽グループに参加し、2017年には文化村シアターコクーンでの
「24番地の桜の園」(演出: 串田和美)の劇伴を担当。
ロマ音楽、ジャズ、現代音楽等から影響を受け、固定観念に捉われない幅広い視点で音楽の可能性や在り方を模索している。
◆菊地徹(きくち・とおる)◆
栞日代表 / 企画・編集・執筆
1986年静岡市出身。筑波大卒。2013年夏、松本市で、国内の独立系出版物を扱う書店兼喫茶「栞日」開業。
翌夏からブックフェス「ALPS BOOK CAMP」を主催。
2016年夏、現店舗に移転。同年秋、一組限定で中長期滞在向けの宿「栞日INN」開設。
2019年春、ギャラリーストア「栞日分室」開設。2020年秋、銭湯「菊の湯」継業。
「まつもと市民芸術館」の広報誌『幕があがる。』編集員。『MGプレス』のリレー連載「水のおと」執筆メンバー。
※動画内のコメントから開催時間が15時30分よりに変更になりました。